『ひとりひとり』はどの漢字が正解なのでしょうか?『一人一人』?『一人ひとり』?
意味は変わるのでしょうか?
目次
『ひとりひとり』の変換は全部正解です
『ひとりひとり』を漢字と平仮名を使って書くときパターンは4つです。
1、一人一人
2、一人ひとり
3、ひとり一人
4、ひとりひとり
実はこれ全部正解です。意味もすべて一緒。
どれを使うかは好みの問題です。
僕が一番見かける表現は2の『一人ひとり』です。自分で使うときも『一人ひとり』と変換することが多いです。
3の『ひとり一人』も見かける頻度は少ないですが、正しい日本語です。
おまけ:『人』という字含むことわざ
これで終わりなのもそっけないので、ちょとだけおまけを。『人』という字を含んでいることわざをいくつか紹介します。
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず(てんはひとのうえにひとをつくらず、ひとのしたにひとをつくらず)
福沢諭吉の『学問のすすめ』の最初に出てくる文章です。身分や職業の上下はなく、人は平等だよっていう意味合いで使われます。
でも実はこれには続きがあります。細かい部分は覚えていませんが、
『でも実際には差がついているよね。その差は学問するか学問しないかの差だよ』的な文章が続きます。
なんたって『学問のすすめ』ですからね。
■人の褌で相撲を取る(ひとのふんどしですもうをとる)
他人のものをつかったり、誰かに便乗したりして勝負や商売をすることですね。
このブログも本文をそのままコピペで別サイトに使われたことがあります。まさに人のふんどし・・・。
相撲は自分のふんどしでお願いしたいものです。
■己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
自分がして欲しいことを人にもしてあげなさいって言葉ですね。新約聖書の言葉を要約したものだそうです。
この気持ちさえもっていれば大抵のことはうまくいく気がします。
以上『ひとりひとり』はどの漢字が正解?『一人一人』?『一人ひとり』?でした。
おまけの方が長いっていうね。
では!