もうすぐ七夕ですね。
七夕伝説ってご存知ですか?
「七夕って織姫と彦星が1年に1度だけ会えるんでしょ?」
っていうのは常識ですが、話の筋は知らない方も意外と多いのではないでしょうか?
ここで七夕伝説の流れをつかんで、誰かにいい感じで伝えてみて下さい。
実話ではないので、細かいことろは自分の好きなように変えていいと思いますよ。
私もいくつかのパターンがある中で、一番好きなのを書きたいと思います。
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◆織姫さんは機織り人でした。
むかしむかし天の川のほとりに、織姫という美しい娘がおりました。
織姫の父は天を支配している帝で、織姫に機織りで布を織るように命じました。
織姫は帝の言いつけ通り、毎日機織りをしておりました。
織姫の織る布はそれはそれは美しく、7色に輝く不思議な布でした。
◆織姫さんと彦星さんはお見合い結婚です。
帝は織姫の働きぶりに関心しておりましたが、一方で
年頃なのに機織りばかりして恋する暇もない織姫を可哀想に思ってもいました。
そこで、帝は天の川の向こうに住んでいた牛飼いの彦星と織姫を結婚させることにしました。
そうして2人の新しい生活が始まりました。
◆機織りをしない織姫に帝が怒って罰を下しました。
結婚してからというもの、織姫は彦星と遊ぶことに夢中で機織りをしなくなりました。
怒った帝は、織姫を天の川の元いた側に連れ戻してこう言いました。
「心を入れ替えて機織りをするなら、1年に1度だけ7月7日の夜に彦星に会わせてやろう」
◆2人は同じ思いで7月7日を待ちました。
織姫は帝に言われたとおりに心を入れ替え、一生懸命に機織りをしました。
天の川の向こう側では彦星も同じ気持ちで一生懸命に牛飼いの仕事に励みました。
そして、迎えた7月7日。
雨が降り天の川の流れが増して二人は川を渡ることができません。
◆ハッピーエンド
お互いに切ない思いを抱え、天の川の淵でたたずむ織姫と彦星。
そんな2人を見かねて、どこからともなくカササギの群れが飛んできて、
翼と翼を大きく広げて天の川を架ける大きな橋になりました。
そして2人は無事に天の川を越え、1年ぶりの再会を喜んだのでした。
めでたし、めでたし。
以上が大まかな流れです。
結構ロマンチックですよね。
七夕に雨が降ったら会えない説もありますが、僕はこっちのバージョンの方が好きです。
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