最高裁判所は予約さえすれば見学できます。
唯一の終審裁判所として、憲法の番人とも呼ばれている最高裁判所を一度この目で見てみたいと思いませんか?
最高裁判所では学校行事での見学や団体での見学も募集をしているそうですが、
今回は個人の見学にスポットをあててみたいと思います。
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◆最高裁判所の予約方法
祝日を除く月から金曜日の午前9時から午後5時までに予約の電話を入れます。
電話番号は『最高裁判所 見学』で裁判所公式のページでご確認下さい。
祝日を除く月・火・木・金の15時15分から約35分の見学を行っており、
店員は40名で先着順だそうです。ありがたいことに無料です。
中学生以下は参加できませんので、ご注意下さい。
◆最高裁判所は写真NG
見学できるといっても写真はNGです。
気を付けて頂きたいのが、館内だけでなく敷地内も写真NGなところです。
また、手荷物も持ち込み禁止でセキュリティチェックもあります。
さすが最高裁判所。しっかりしていますね。
◆大ホールのみどころ
最高裁判所の大ホールは天井が高く、圧倒されてしまうほどの厳かな雰囲気があるそうです。
なんっといっても、総工費は126億円です。
まんなか辺りに定礎石があり、両側に2つのブロンズ像があります。
ひとつは「正義」という女神像。
右手には正邪を断ずる剣を、左手には衡平を 表す秤(はかり)を持っています。
見た目に惑わされず耳を傾けるため、目をつぶっています。
もうひとつは「椿咲く丘」というベンチに男の子と女の子が座ってまわりに鳩が集まっている像です。
「平和」を象徴しています。
◆大法廷のみどころ
最高裁判所の大法廷は他の裁判所と違う点がいくつかあります。
まず座席の並びが異なります。
裁判関係者がお互いに対してではなく、裁判所に対して述べる為に
普通は向かい合っている席が全て裁判官席を向いています。
また、証人から話を改めて聞くことも無い為、証人席が用意されていません。
15人の裁判官席が粛々と並んでいるのはなかなか迫力があるそうです。
◆売店もあるそうです
写真NGな代わりにポストカードなどを売っている売店もあるそうです。
行かれた際には記念に立ち寄ってみて下さい。
機会が無いとなかなか行かない最高裁判所ですが、無料ですし、法律に興味が無い方でも
建物の雰囲気だけで楽しめるのではないでしょうか。
行ったことない方はぜひ一度、時間があるときに見学してみて下さい。
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