夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

投稿日:2018年5月14日 更新日:

いつまでたっても夏休みの宿題をやらない子どもに対して

夏休みの宿題やりなさいって言ってるでしょう!!なんでできないの!!

と言っているお母さん。

やる気のない子どもに宿題をさせるのは大変ですよね。

特に小学生は生意気盛り。ガツンと言わないといけないような気がしてしまいます。

でも知ってました?

「宿題しなさい!」と怒るのは、効果がないだけでなく、お子さんのやる気を無くしてしまう可能性があるんです。

今回は「夏休みの宿題を”子どもが””自分から”やりたくなる10の方法」を紹介します。

「現役の小学校教員」や「一流ビジネスマン」の話を参考にしています。ぜひ試してみてくださいね。

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目次

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

その①リビングで宿題をさせてみる

「今日の分の夏休みの宿題、もう終わったの?」

「うん!今日のはさっき終わったよ」

と、良い返事をするわが子。

(お!今日はいい子じゃない・・・)と思って、宿題のドリルを見てみると…あれ!?やってないじゃん!!!

なんて話をよく聞きます。

悪びれる様子もなく、嘘をついてしまう子どもが多いみたいです。

そんな子どもへの対策は、「リビングで宿題をさせてみる」ことです。

要は「親の目の届く場所」で宿題をさせてみるんです。

いつでも見ることができるので、嘘はつけないですよね。

前にテレビで「東大に現役合格した子の勉強法」を特集していたのですが、その中の一つがこの「リビング勉強法」でした。

東大に合格できるかどうかはわかりませんが、机に向かっていることは確認できますよね。

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

その②100日チャレンジをやってみる

夏休みの宿題、計画を立ててやる人も多いですよね。

もちろん計画を立てるのは良いことです。

しかし、計画を計画通りに行うのはかなり難しいこと。

お母さんもダイエットや貯金などで、「計画通りにやる」ことの難しさは経験していると思います。

そこでオススメな計画方法が「100日チャレンジ」というもの。

100日チャレンジは

・「やる」と決めたことを100日できれば目標達成

・途中で止めてしまっても、再開して100日できれば目標達成

というものです。例えばランニングで考えてみると

・100日ランニングできれば目標達成

・途中でランニングしない日があっても、とにかく100日できれば目標達成

途中で止めてもいいのが、他の計画とは違うポイントです。

これを夏休みの宿題に応用してみてはどうでしょうか。夏休みは100日もないので、20日チャレンジくらいで。

夏休みの宿題をやらない子どもに「毎日宿題しなさい」って言っても、ハードルが高すぎる気がします。

途中で休む日があってもいいから、20日チャレンジをやってみよう」なら、大人から見ても始めやすいですよね。

「宿題した日は赤いシールをカレンダーに貼る」とかで目に見える形にしてあげると、続けやすいと思いますよ。

赤いシールがどんどん増えていくのが、子どもが頑張った証拠です。目に見えて確認できるのってやる気が出ますよね。

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

その③ライバル行動をチェックしてみる

何かの行動が始められない理由のひとつに「ライバル行動」と呼ばれるものがあります。

代表的な宿題のライバル行動は

・ゲーム

・テレビ

・マンガ

などがあります。

子どもが「宿題をしよう」という気になっても、これらのものについつい手が伸びます。

子どもが夏休みの宿題をしない原因となっているライバル行動をチェックしてみましょう。

そして、宿題をやるためにはライバル行動を遠ざけるのが有効です。

スマホやマンガは宿題をする30分だけは、預かっちゃうのもアリですね。

【その①リビングで宿題をする】は、ライバル行動もしにくいので一石二鳥です。

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

その④「どうして夏休みの宿題をした方がいいのか?」を一緒に考えてみる

人は「○○すれば、××になる」というのがわかって、はじめて行動します

例えば「クーラーをつければ、部屋が涼しくなる」。涼しくなるのが理解できていない猫は、クーラーのスイッチをオンにしないですよね。

子どもだって同じです。

夏休みの宿題をした方がいい理由が分からなければ、やる気も起きません。

夏休みの宿題をした方がいい理由」を探すのを自由研究にしてもいいくらい大切なことだと思います。

子どもだけで考えるもいいですが、お母さんも一緒に考えてあげるとより効果的です。

お母さんだって「理由が分からないまま、とにかく宿題をやらせる」だと疲れちゃいますもんね。

もっと大きなことテーマで「どうして勉強しなきゃいけないの?」を考えてみると、もっと良いと思います。

ちなみに「どうして勉強しなきゃいけないの?」に対する私なりの答えは「勉強は可能性を広がるから」です。

「良い大学行って、良い会社に入る」のが理想だとは私は思いません。

「やりたいこと」が見つかったときに偏差値が足りなくて、レベルを下げてしまうのはもったいないって話です。

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夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

その⑤ハードルを低くしてみる

長期の目標にチャレンジするときは、最初のハードルを低くしておくのが有効。

低めのハードルにして、「宿題をする」ということ自体に慣れるのが目的です。

たとえばランニングで考えてみましょう。

毎日5km走る」という目標をかかげると、多くの人は3日坊主で終わってしまいます。

ですので、「ランニングする」ということ自体に慣れるまで、ハードルを低くします。

例えば「近所を1分間だけ走ってみる」。5kmのランニングに比べたら、かなりハードルが低いですよね。

これくらいハードルを下げると、「まあ、それくらいなら余裕かな」って気分になるのではないでしょうか。

「計算ドリルを1問解く」「テレビのCMの間だけ宿題する」

くらいのハードルにしておけば、子どももやる気になるかもしれません。

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

その⑥勉強したくなる「プラス条件」を提案してみる

「宿題しないと、ディズニーランドに連れていかないよ!」と子どもに言っていませんか?

これって、「○○しないと、××できない」っていうマイナスの条件ですよね。

マイナスの条件だと夏休みの宿題は「やらないといけないもの」になってしまいます。

人は誰でも「強制」されるが嫌です。

大人も子どもも同じ。

「やらないといけない(強制)」なので、やる気が起きないのも当然かもしれません。

このマイナス条件は、言い方を変えるだけでプラス条件に変わります。

「宿題しないと、ディズニーランドに連れていかないよ!」

「宿題が終わったら、ディズニーランドに遊びに行こう!」

こういう言い方をするだけです。

マイナス条件も上手に使えば有効な手段です。でも「子どもが自分から宿題をやりたがる」ようにしたいならプラス条件の方が良いと思いますよ。

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

その⑦「宿題どれくらい終わったグラフ」をつくってみる

ビジネスの現場では「見える化」という言葉がよく使われます。

いろんなものを「目に見える形で示す」ということです。

目に見える形になると、やる気アップにつながります。一目で「頑張り」を確認できますもんね。

見える化には「宿題どれくらい終わったブラフ」をつくってみてください。

お母さんもチェックできるリビングか冷蔵庫がいいと思います。

グラフを作るのは「子どものやる気アップ」と「お母さんのチェック」が同時にできる良い方法です。

グラフと実際の宿題の進み具合が合っているのかの確認は、たまにした方が良いと思いますけどね。

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

その⑧小さな目標を立ててみる

「夏休みの宿題を終わらせる」という大きな目標だけあっても進まない場合、小さな目標を立ててみるのもオススメです。

1日、3日、1週間などで小さな目標を立てます。

「今日、計算ドリルを1ページする」

「7月の間に、読書感想文を終わらせる」

など少しずつ片付けていく作戦です。

小さな目標を立てて、それを達成していくと「達成ぐせ」という最強の武器が手に入ります。

「目標を立てて達成する」くせ。これさえ持っていれば、色んなことに手が届く強い武器です。

更に「達成ぐせ」をつかえると、自信がつくようになってきます。

「目標をやりとげた」という経験が、その次の目標をやりとげる力になっていくものです。

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

その⑨となりで一緒に勉強してみる

【その①リビングで宿題をさせてみる】の更に強いバージョンです。

これが一番有効な方法なんじゃないかと思います。

リビングで勉強させて、となりで一緒にお母さんも勉強する方法です。

「子どもの宿題を一緒にやる」でも「子どもが宿題をしている横で、別の勉強をする」でもいいです。

「お母さんも勉強するから、○○君(ちゃん)も横で宿題しよう」と誘ってみてあげてください。

時間がとれるなら「今日の宿題でやったこと」を子どもから教えてもらってみてください。

「子どもに教える」んじゃないですよ?「子どもに教えてもらって」ください。

何でもそうですが、人に教えることで理解が深まります

理解が深まっていくと、興味がわいてきます。興味があると、自分から進んで勉強していくものです。

夏休みの宿題とは直接は関係ありませんが、これを機にぐんぐん伸びる子になるかもしれません。

そうなったら素敵ですね。

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

その⑩イライラしないで褒めてみる

最後に一番大事なことです。

宿題をやらない子にイライラする気持ちは分かります。

それでもイライラすると、お母さんも子どもも嬉しくありません。

見る角度を変えて、褒めてみましょう

・ちょっとでも宿題を進めたなら、それを褒めてみる

・宿題をせずに外で遊ぶなら、「元気いっぱいだね」と褒めてみる

・スマホゲームに夢中なら「すごい集中力だね」と褒めてみる

褒めた上で「その集中力なら、夏休みの宿題なんてすぐ終わるんじゃないかな?」「元気いっぱい遊んだ後は、元気いっぱい宿題ガンバロー!」と宿題もする方向に誘導してみてあげてください。

ちょっと調子にのるかもしれませんが、子どもだって褒められると悪い気はしません。

お母さんだって、イライラするよりは楽しいはずです。

せっかくなら楽しい気分の方がいいですよね。

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

まとめ

最後にまとめです。

夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと

①リビングで宿題をさせてみる

②100日チャレンジをやってみる

③ライバル行動をチェックしてみる

④「どうして夏休みの宿題をした方がいいのか?」を一緒に考えてみる

⑤ハードルを低くしてみる

⑥勉強したくなる「プラス条件」を提案してみる

⑦「宿題どれくらい終わったグラフ」をつくってみる

⑧小さな目標を立ててみる

⑨となりで一緒に勉強してみる

⑩イライラしないで褒めてみる

今回は【夏休みの宿題をやらない子どものお母さんが試すべき10のこと(夏休みの宿題を”子どもが””自分から”やりたくなる10の方法)】を紹介しました。

大事なのは強制しないことです。

強制されると、楽しくないし、やる気も出ません。

大人も子どもも同じ。

お子さんが無事に夏休みの宿題を終わられるといいですね。

では。

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気になるブログの記事を読んでくれてありがとうございました。1歳の子どももいるし、のんびりムリせずがモットーです。

これからも『気になる』情報をしっかり調べて、マイペースで更新していきます(*´ω`*)



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