食レポと食リポ、正しい表現や使い分けについて調べてみました。
どっちでも一緒だろうと思っていましたが、そういうわけでもなさそうです。
結論:どっちも正しい。でも使い分けはある。
結論からいきます。
食レポも食リポも正しいです。
でも、使い分けがあります。
映像は食リポで、本やブログは食レポです。
くわしく見ていきましょう。
食のレポート、食のリポート
食レポも食リポも略語です。
略さず書くと、
■食レポ・・・食のレポート
■食リポ・・・食のリポート
となります。
レポートもリポートも英語で書くとreport。
もともとは一つの言葉です。
しかし、日本語になって意味が使い分けされるようになっていきました。
食レポと食リポの使い分け
もともとreportだったレポートとリポート。どっちを使っても良さそうなものですが、日本語では使い分けされています。
紙媒体ではレポート、映像媒体ではリポートという言葉が使われています。例を見ましょう。
レポート用紙
大学の研究レポート
企業潜入レポ
リポーター
ウェザーリポート
例から見ても、一般的には紙がレポート、映像はリポートと使われる場面が多いです。
また、Wikipediaの『レポート』に関するページに以下のような記述があります。
「レポート」と「リポート」で表記に揺れがある[1]。
(中略)
「記者ハンドブック」などでは「リポート」「リポーター」を採用している。
記者ハンドブックで決められているため、テレビでは『リポート』を使っているんですね。
テレビは食リポ
使い分け例からわかるように、テレビではリポートなので食リポが良さそうです。
本・ブログは食レポ
本のタイトルなどはレポート表記が多いので、食レポの方が一般的でしょう。
ブログも、形態としては本に近いので食レポの方が違和感ないです。
YouTubeは?
YouTubeは映像媒体であることを考えると『食リポ』ですが、実際にアップされているものは『食レポ』の方が多そうです。
映像、紙媒体という分け方以外にも、個人発信は『レポ』と使っている人が多いように思います。
明確なルールがあるわけじゃないので、微妙なところですよね。
以上です。
僕が思う食レポのコツもよければ覗いてみてください→食レポのコツは五感表現!そのまま使える魔法の言葉36
『日本のテレビって食リポばっかり』って外国の人は思うそうですね。
でも食べ物見てると和むんですよねー。
和食とか世界に誇れる文化だし、いいのではないでしょうか。
ではでは、今回はこの辺で。