ナラタージュの意味をわかりやすく説明します。
ナラタージュの意味を一言で!
ナラタージュとは今を生きる人物が語る言葉で、過去を振り返るという意味です。
くわしく説明していきます。
ナラタージュってどんな意味?くわしく!
ナラタージュ(narratage)の意味は辞書ではどのように書かれているのでしょうか。
映画などで、ある人物の語りや回想によって過去を再現する手法。
(引用:デジタル大辞泉)
映画で、画面外の声に合わせて物語が展開していく技法。多く回想場面に用いられる。
(引用:三省堂 大辞林)
画面は過去になっても、語り手が現在の立場を話す、一種のナレーション。
(引用:東京映画映像学校HP 業界用語辞典)
表現の仕方はそれぞれですね。
■音声・・・いま現在
■スクリーンの映像…過去
の状態です。
音声が映像を振り返っている状態ですね。
この後の未来が分かっている人物が語ることで、ちょっと距離を置くことができそうですね。
ナラタージュの例
ナラタージュの例を挙げます。
例:もう二度と会えないなんて、その時は思いもしなかった。
【『もう二度と会えない』ことを知っている今の音声】が【過去の『その時』】を物語っています。
■音声・・・いま現在
■スクリーンの映像…過去
ナラタージュの分かりやすい例です。
ナラタージュ(narratage)は映画用語で、ナレーション(narration)とモンタージュ(montage)をくっつけた造語です。
ナレーション(語り)によるモンタージュ(カット、編集)で、ナラタージュ。
ナレーション(narration)の意味
ナレーションの意味をgoo辞書から引用します。
1 物語。叙述。
2 映画・テレビ・演劇などで、劇の筋や場面、登場人物の心理などを説明すること。また、その説明。語り。
今回のナラタージュに関わるのは2の意味です。
説明すること。語り。
モンタージュ(montage)の意味
モンタージュの意味をWikipediaから引用します。
映画用語で、視点の異なる複数のカットを組み合わせて用いる技法のこと。(中略)映像編集の基礎であるため、編集と同義で使われることも多い。
現在の『声』と過去の『映像』を組み合わせているという意味合いでしょうか。
それと『色んな映像』かな?
どっちの合成かは分かりません。
過去の色んな映像(モンタージュ)を語る(ナレーション)っぽい気がします。
以上、ナラタージュの意味でした。
映画用語ですが、ドラマや小説でもよく見られる技ですね。
・・・なんか上手くまとめ切らんかった。
わかりやすくとかタイトルに書いたけど、ちょっとわかりにくいような・・・。