電話やFAXの鳴動(めいどう)とはどういう意味でしょうか?わかりやすく説明します。
電話やFAXの鳴動とは
電話やFAXの鳴動とは着信音という意味だと思って大丈夫です。
バイブ機能のある携帯電話・スマホでは鳴動は着信音+バイブのことです。
鳴動時間・無鳴動モード・無鳴動受信
電話やFAXで鳴動関係の言葉の意味を説明します。
■鳴動時間・・・着信音がなる時間のことです。
■無鳴動モード・・・着信時や受信時に音がしないモードのことです。携帯電話・スマホでは音もバイブも反応しないモードです。
スマホでは『サイレントモード』っていう表記が多いですね。マナーモードは一般的に音無し、バイブありです。
■無鳴動受信・・・FAXで使われる言葉です。受信時に音がしない設定のことです。
説明は以上です。
せっかくなんで鳴動という言葉についてちょこっと書いておきますね。
鳴動の一般的な意味
鳴動は電話・FAXでは『着信音』です。
しかし一般的には鳴動は次のような意味です。
[名](スル)大きな音をたてて揺れ動くこと。
また特に、地震のときに起こる土地の震動と音響。
「大山 (たいざん) 鳴動して鼠 (ねずみ) 一匹」
(goo辞書より引用)
鳴動の字のとおり『鳴』をともなった『動』のことです。一般的には大きな音と震動です。地震の音と震動がもともとの語源です。
むかしの電話ってけたたましい音でしたよね。震動もしてましたし。
そこから鳴動っていうようになったのかもしれないですね。
鳴動を使ったことわざ『大山(たいざん)鳴動して鼠(ねずみ)一匹』
鳴動を使ったことわざとして『大山鳴動して鼠一匹』というのがあります。
大きな山を動かしたのに、出てきたのはネズミが1匹・・・騒いでいたわりには、結果がたいしたことないことの例えです。
もともとは西洋のことわざだそうです。
電話やFAXなんて『着信音』で通じるのに鳴動と言っている企業がけっこうあります。
こういうのも業界用語と言うのでしょうか。
こういう言い回しきらいではないです。むしろ好きです。