野球を見ていると『○○の試合を警告試合にする!』なんて審判が言うことがあります。そんなに頻繁に聞く言葉ではないので、意味が分からない人も多いですよね。
警告試合になると何がどうなるのでしょうか?分かりやすく説明します!
警告試合になると何がどうなるの?
結論を言ってしまうと、何も起こりません。ふつう通りに試合をします(続けます)。
ただし警告試合は退場させられる可能性が高い試合になります。
通常デッドボールは頭などに投げない限りはいきなり退場にはなりません。しかし警告試合だとデッドボールは一発退場になり得ます。退場は審判の判断で、箇所や回数に関係はありません。
また乱闘など報復行為でも選手や監督の退場があり得ます。これも審判の判断で、理由の有無にかかわらず退場にできます。
簡単に言ってしまえば、警告試合は審判が危ないと判断したら、退場させます!それ以外はいつも通りですってことです。
警告試合はどんな時に宣言されるの?
警告試合は以下のようなときに宣言されます。
■乱闘が起こった
■乱闘が起こりそう
■デッドボールがあって、報復がありそう
つまり両チームがとてもピリピリしていると審判が判断した時です。
空気が悪いから、いつも以上にフェアプレーを心がけるように(もっと言うと乱闘・報復をしないように!)という意味合いで警告試合は宣言されます。
過去の警告試合は?
過去の警告試合をざっと並べておきます。
■2005年5月15日 西武ライオンズ vs 読売ジャイアンツ
■2007年6月11日 東京ヤクルトスワローズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス
■2010年5月4日 オリックス・バファローズ vs 福岡ソフトバンクホークス
■2010年5月5日 オリックス・バファローズ vs 福岡ソフトバンクホークス
■2015年5月6日 東京ヤクルトスワローズ vs 横浜DeNAベイスターズ
■2015年5月8日 オリックス・バファローズ vs 北海道日本ハムファイターズ
■2017年6月15日 巨人vs ソフトバンク
各試合のいきさつを知りたい人はウィキペディアにのっているので、どうぞ!
警告試合(Wikipedia)
以上『警告試合(野球)って何がどうなるの?分かりやすく説明します!』でした。
では!