SS(ショートストーリー)で分かるPDCA

投稿日:2015年5月25日 更新日:


SS(ショートストーリー)で分かるPDCAです。

PDCAを分かりやすく理解してもらおうと考えたものです。



「PDCAって何?」っいう方へのきっかけなれば!

楽しく読んでもらえれば、嬉しく思います。




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登場人物は2人。


ヒロシ(新入社員、23歳、男)

サエ(入社5年目、28歳、女)


では、どうぞ!


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「ふー、一体何が悪いんだろう」



誰もいない店でヒロシは一人つぶやいた。


今は朝の8時。

店のオープンは10時で、先輩社員もまだ出社していない。


ヒロシはアパレル会社に入社して半年の新人だ。


研修期間も終わり、配属された店でメンズ服の展示・販売を担当している。

自分が担当を任されている部門の売り上げが、あまり良くないのだ。


今日も店が開く前に早めに出社し、自分の担当する売場で、一人売り上げが伸び悩む原因を考えていた。

ヒロシが一人で悩んでいると、従業員入り口の扉が開いた。



「あれ?ヒロシ君、出社早いね」




先輩社員のサエだ。

忘れものをした為、早く出社してきたのだという。


サエは仕事もできるし、人当たりも良い。

もちろん服のセンスも良い。今日もピンクのカーディガンが似合っている。

ついでに見かけも良い。


ヒロシはサエに悩みを相談することにした。



「んー、売り上げの伸び悩みか。それは難しい問題だね。
ヒロシ君はPDCAって知ってるかな?」


「いや、聞いたことないですね」


「PDCAって言うのはビジネス用語でね、仕事を改善するときに役に立つ考え方のことなの。それぞれが英語の頭文字になってて・・・」



サエがPDCAの説明をしようとすると、ヒロシが口をはさんだ。



「サエ先輩すいません。僕ビジネス用語の話聞くと、眠くなっちゃう呪いをかけられてまして」


「あー、その呪いはやっかいね」



学生の頃から勉強があまり好きではなかったヒロシは、理論っぽい話が苦手なのだ。

適当に切り上げてその場を離れようとしたヒロシだったが、サエから思いがけない言葉がかえってきた。



「じゃあさ、女の子を口説く時のことを考えてみなよ」


「女の子を口説く?」



サエは売場から事務所に向かう。

ヒロシもサエに着いていく。

事務所につくと自分のデスクに座って、サエはヒロシの方を向いて言った。



「私をデートに誘いなさい」


「突然何言ってるんですか?」


「とにかく、私をデートに誘ってみてよ」


「いや、唐突すぎますよ。デートに誘うならまず計画立てないと」


「そう、それだよ。それがPDCAのPだよ」



話の展開についていけないヒロシを置いてけぼりにしたまま、サエが説明を始める。



「いい?私をデートに誘いたかったら、まずは計画、PLANを立てるでしょう?PDCAのPはPLAN(計画)の頭文字だよ」


「あー、なるほど。デートを例にしてPDCAってやつを教えてくれるんですね」


「そういうこと。計画を立てたら、次は実際に私をデートに誘うでしょう?それがPDCAのD」



デートを例えに説明されると、ヒロシも全然むづかしい感じがせずに、スムーズに流れについていける。



「Dは何の頭文字なんですか?」


「DはDOの頭だね。計画したことを実際にやってみること。で、その次なんだけど、ヒロシ君は私がデート断ったら次はどうする?」


「諦めますね」


「・・・諦めるの早くない?」


「じゃあ計画を練り直しますね。先輩がデートに行きたくなるようなプランを立てます」


「そうそう、そうだよ。諦めたらそこで試合終了だよ。その計画の練り直しがPDCAのCとA、CHEAKEとACTIONだね。計画を練り直すにはまず何を考えないといけない?」


「何で先輩がデートに来てくれなかったかですね」


「そう。悪い点を探すのがCのチェックだよ。計画通りにきちんと行ったかどうかをチェックするの。例えばだけど、パスタ嫌いなのにイタリアンに誘われたら、断るよね?」


「それはそうですね」


「仕事が忙しい人はチェックをせずに[計画」→[行動]の2ステップだけで終わってしまうことが多いの。それだと、間違った感覚のまま次の計画も立ててしまいがちなの。だからパスタ嫌いの人をまたイタリアンに誘ってしまったりするの」


「なるほど。そうやって聞くと確かにチェックは大切ですね。最後のAはなんでしたっけ?」


「最後のAはACTIONのA、改善って意味ね。断られた理由をきちんとチェックして悪かった点を改善してデートプランを練り直すの。イタリアンはやめて、美味しいフレンチの店を探す」


「これでPDCAが全部出てきましたね」


「そう。大事なのは最後のPをまたAに繋げることだね。デートプランを練り直して、また計画立ててデートに誘わないと、私とデートはできません」


「なるほど、PDCAPDCAPDCAとぐるぐる回してどんどん良くして行く感じですね」


「そう。無事にデートできたとしたら次は2回目のデート考えるでしょう?そうやってどんどん良くしていくの。あと、目標をしっかり理解しておくことも大事よ。PDCAを意識するあまり、[口説きたい・付き合いたい]っていう目的を忘れてしまって、デート自体が目的だと錯覚してしまうことがあるから」


「口説くのが目的でデートは手段ってことですか?なんかデートが手段って言うと語弊がありそうですけど」


「そういうこと。会社の利益を上げることが目的で、服をたくさん売るのは手段の1つってことね」


「なるほど。デートという手段にこだわらなくても、みんなで飲み会だったり連絡先聞いてマメに連絡とったり色々やり方はありますね」


「そうそう。会社で考えると利益向上の為には、経費削減とか服の売価の見直しがあるわね。だいたいの説明は終わったんだけど、どう?PDCAって言葉の理解できた?」


「言葉の意味は理解できました。自分の身近なことで例えられると分かりやすいですね。あとは実践してみないと分からないですね」


「まあ、1回実際にやってみないとね。仕事の方でも使ってほしいけど、デートのお誘いも待ってるよー。なんてね。」


「そうですか、ちなみに先輩はイタリアン好きですか?」


「ん?イタリアン?好きだけど?」


「美味しいイタリアンの店知ってるんですけど、お礼と実践を兼ねてデートに誘っていいですか?」





おしまい。


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どうでした?

PDCAの意味は理解できましたか?


今回はPDCAの意味をそんなに深く掘り下げずに、なるべく分かりやすいことを意識して書いたつもりです。


もっと深く知りたいなっていう人は、本とかネットとかで調べてみて下さいね!


興味をもってもらえたら嬉しいです。


ではでは、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。



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気になるブログの記事を読んでくれてありがとうございました。1歳の子どももいるし、のんびりムリせずがモットーです。

これからも『気になる』情報をしっかり調べて、マイペースで更新していきます(*´ω`*)



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