最近よく聞く『フリースタイル』という言葉。どういう意味なのでしょうか。
今回は『フリースタイルとは?ラップの種類について』というテーマです。
初めての方にも分かるように、分かりやすく説明していきます。
目次
フリースタイルとはフリースタイルラップの略
フリースタイルとは、多くは『フリースタイルラップ』のことです。ラップが省略されています。
フリースタイルラップとは事前に歌詞(リリック)を用意せずに、即興でラップすることです。
のっかる音楽(ビート)もその場で初めて聞くことが多いです。
運動などでもフリースタイルという言葉は使われます。フリースタイルとは制約が少ない(もしくは全くない)という意味です。
歌詞が即興で、ビートも知らない。決まり事もない。まさにフリースタイルラップと呼ぶにふさわしいですね。
フリースタイルラップしている人の呼び名
フリースタイルでラップしている人は通称『フリースタイラー』と呼ばれています。
ただし、フリースタイルラップをしている人でも普通にリリックを書いてCDを出していたりします。
なのでひっくるめて『ラッパー』『(ヒップホップ)MC』などと呼ぶこともあります。
フリースタイルラップの要素。フローとライム
フリースタイルに限りませんが、ラップはメロディがありません。
ライムとフローの2つの要素が重要です。
ライムは、韻を踏むこと。
韻を踏むとは、母音(aiueo)を合わせることを言います。
フローは、声の高低やスピードを変えること。
歌いまわしのことですね。
フリースタイルラップの種類
フリースタイルラップにはいくつか種類があります。
①MCバトル
フリースタイルで相手をディス(批判のことです)しながら交互にラップすることをMCバトルといいます。
フリースタイルブームの火付け役『フリースタイルダンジョン』や映画『8mile』が有名です。『高校生ラップ選手権』もこれですね。
有名すぎるために、MCバトルのことを『フリースタイル』という人もいるほどです。
『フリースタイルバトル』『ラップバトル』などの言葉も同じ意味です。
②サイファー
何人か輪になって、交代でフリースタイルラップをすることをサイファーといいます。
サイファーは戦うわけではなく、挨拶や近況報告・ただの雑談などネタは多岐にわたります。
以上、『フリースタイルとは?ラップの種類について』でした。
興味がわいた方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。お金かかんないですし。
では、今回はこの辺で!