仕事中にビジネスのアイデアを求められることってよくありますよね。
でも、そんなにするするとビジネスアイデアなんて出てきません。
そこで今回はなんとかしてビジネスアイデアを捻り出す方法を紹介します。
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◆関連事項を10個書き出す
何かについてアイデアを求められたら、それに関連すると思われることをとにかく10個書き出します。
たぶん6、7個あたりで詰まってしまうと思いますが、時間をかけてでもむりやりにでも10個出して下さい。
例えば、仕事で「ソファの新商品のアイデアを出してくれ」と言われたとします。
そんな時は「ソファ」から関連することを10個書き出して下さい。
・センスの良いソファが部屋に置いてあるとお洒落
・小さい部屋には置きにくい
・お年寄りの方はあまり持っていない
・テレビを見ながらソファで寝ることが多い
など出てくると思います。
こうやって書き出してしまえば、
・デザイン性に特化したソファ
・畳1つのスペースに入る小さいソファ
・座高の高い、座ったり立ったりがしやすいソファ
・背を倒してそのままベットにできるソファ
など、アイデアに繋げることができます。
このようにアイデアを思いつくには2ステップ必要なことが多いです。
アイデアを出したいものの、良い点・悪い点・イメージなどを紙に書き出すことによって中間ステップを可視できます。
関連事項さえ書いてしまえば、アイデアを出すのはそんなに難しくないと思います。
そしてなぜ10個アイデアを出すかというと、簡単に思いつくことは、皆同じように思いつくからです。
他の人の出していないアイデアを出そうと思ったら、10個強引に書き出して下さい。
10個も関連事項を書き出せば、他の人に「おっ」と思わせるアイデアがいくつか思いつくはずです。
◆「持ち込む」か「連れ去る」を考えてみる
次のアイデアの出し方は「持ち込む」か「連れ去る」という2つの方法で考えてみることです。
「持ち込む」というのはアイデアを出したい対象に何かまったく別のものをくっつけるというイメージです。
先ほどと同じく「ソファ」を例に考えます。
ソファの新商品のアイデアを「持ち込む」視点で考えます。
アイデアを出したい「ソファ」という対象に何かまったく別のものをくっつけます。
・ソファに「ベット」を持ち込む
→ソファベッド
・ソファに「収納タンス」を持ち込む
→座面に収納スペースのあるソファ
・ソファに「野外」を持ち込む
→雨に濡れても大丈夫なソファ
この「持ち込む」という考え方は、アイデアを出したい対象とターゲット層が同じ場合に有効考え方です。
では次は、アイデアを出したい対象とターゲット層が異なる時の考え方「連れ去る」です。
ソファをどこかに連れ去って、普段ソファを買わない人をターゲットにする時は「連れ去る」が有効です。
・ソファを「キャラクター」世界に連れ去る
→キャラクターデザインのソファ
アニメが印刷されたコップや服などは良く見かけますよね?
これと同じ考え方です。
普段ソファを買わない人に「キャラクター」の力を借りてプロモーションします。
・ソファを「バイク」世界に連れ去る
→ソファの技術を生かしたバイクの座面シート
これも、ソファの原型はあまり残っていませんが、バイク好きな人にソファをプロモーションできます。
ソファに興味ある人にソファをプロモーションしたいなら「持ち込む」
ソファに興味ない人にソファをプロモーションしたいなら「連れ去る」
アイデアが煮詰まった時に、この2つの角度から眺めると新しいものが見えてきます。
以上です。
「関連事項を10個書き出す」
「持ち込む」「連れ去る」
試してみてくださいね。
ちょっと長文になりましたが、読んで下さってありがとうございます。
何かの参考になれば嬉しいです。
ではまた!
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