私は大学時代に地方の小さなライブハウスでアルバイトをしていました。
そのアルバイトで体験したことを書いていきます。
Sponsored Link
ライブ2時間前は会場準備です。
まずテーブルやイスの有無とチケットの売れ具合を確認します。
それから社員の指示に従って、会場の準備をします。
お客さんの数よりイスの数が少なくなるようにしていました。
(出演バンド側は演奏中は立って聞いて欲しいからです)
私が働いていたライブハウスでは、出演するバンドのリハーサルは当日にします。
だいたい本番の2時間前にすべてのリハーサルが終わります。
会場の準備はリハーサルが終わった後に行います。
リハーサルの時間が遅れると会場の準備も遅れます。
その結果、ライブのスタートが遅れることもよくありました。
ライブ1時間前からは駐車場係とお客さんを並ばせる係に分かれます。
駐車場係は、駐車場の入り口に立ってお客さんの車を誘導します。
駐車場の位置が分かりにくく、ライブハウスの駐車場じゃない場所に車を停める人もけっこう多かったです。
違う場所に駐車する車を正しい駐車場に誘導するのも仕事でした。
お客さんを並ばせる係は、スムーズに入場できるようにお客さんを並ばせます。
チケットの整理番号順の時もありますし、人数が少ない場合は来るのが早い順に並ばせていました。
ライブ本番中は、駐車場係とドア係です。
駐車場係は、そのまま駐車場にいます。
ライブ中に来るお客さんもいるので、そういう人達を案内します。
目当てのバンドが終わると帰る人もいます。
ドア係は、中(ステージがある場所)と外(物販などがある場所)の間にあるドアの開け閉めをします。
スムーズに開け閉めしないと音が外に漏れてしまいます。
バンドによっては演奏中は開け閉めしないで、MC(曲と曲の間のしゃべり)の時だけドアを開けてくれという人もいました。
ライブ終了後は片付けです。
会場からお客さんを出した後は、まず忘れ物がないかを見回ります。
次に大きなゴミを片付けます。
そして、雑巾を持って濡れている場所を拭いて回ります。
ほとんどの場合、お客さんの誰かがドリンクをこぼします。
その後にざっと掃除機をかけて、モップで拭きます。
会場が終わるとバンドマンの控室の掃除をします。
バンドマンの撤収が遅いと、バイトは終わるのが遅くなります。
撤収が早いバンドマンの方は有難かったです。
ライブはほとんどの場合、夕方か夜スタートです。
夕方4、5時くらいから夜9、10時までのバイトが多かったです。
稀にですが盛り上がったりした場合は0時近くになることもありました。
普通のバイトと違って、その日によって勤務時間がバラバラです。
以上、私のライブハウスのアルバイト体験でした。
ライブハウスってあまり行かない人にとってはちょっと危なそうなイメージがあるかもしれませんね。
私の働いていた場所は、とても普通でした。
音楽好きな人や興味のある人には面白いアルバイトだと思いますよ。
興味のある人は一度ライブハウスにお客さんとして行ってみて、スタッフと話してみるといいと思います。
では。
Sponsored Link