ネットが普及して、たいていのことは検索すればわかります。
日常のふとした疑問を解決するのにはとても便利です。
でも検索に依存しすぎると、自分の頭を使わなくなります。
ガラケーがスマホに、MDがMP3に、人間の頭がネット検索に。
ちょっと大げさですが、そうならないように意識して頭を使っていかなくてはと思う今日このごろです。
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ネットの情報は、一つの疑問に一つの回答を与える一問一答スタイルのものが多いです。
たとえば三角関数の公式を調べればすぐに出てきますが、
ただ公式が出てくるだけです。
流れというものが少なく、断片的な答えが出てくるだけです。
検索すれば何でもわかるというのは間違いです。
出てくるのは情報で、その情報を使って「考える」ことが大事なことなのではないでしょうか。
ネットで「分かった気」になって考えることをやめてしまうことは、なんというかもったいないですね。
情報が溢れかえっている世の中ですが、実は個々の知識は逆に狭くなっています。
自分の「興味のある」ことしか検索しないので「興味の幅」が広がっていかないと思うんです。
「テレビ見るな」とか「ネットサーフィンなんて」という声を聞きますが、興味の幅を広げようと思ったらテレビやネットサーフィンの方が有効ではないでしょうか。
誤解をおそれずに言うと、検索は「疑問を解決」することで、テレビやネットサーフィンは「知らないことを知る」ことです。
ここまで色々書いてきましが最後に、検索依存にならないために頭の隅に置いておいてほしいことを。
検索で探すのは「答え」ではなく「考えるための材料」であるべきです。
すぐに検索することは悪いことではないと思います。
分からないままにしとくより全然いいです。
ただ調べて満足するのではなく、それを材料として更に考えることができれば、もっと成長できますよね。
そうは言っても、自分で何かを考えるってなかなかね。
だって生きていけますもんね。
だからこそ意識して、自分の頭で何かを考えていきたいと思います。
ではでは今回はこの辺で。
またね。
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