諸々(もろもろ)の意味や類語を分かりやすく説明します。
読み方や使い方の例などもまとめました。
諸々(もろもろ)の意味
諸々で調べると以下のような意味が出てきます。
多くのもの。いろいろのもの。さまざまのもの。 「 -の説がある」 「その他-」
(引用:Weblio辞書)
多くのもの。さまざまのもの。また、多くの人。「―の出来事」「―の事情」
(引用:goo辞書)
たくさんの、多くのという意味ですね。
『諸々ご迷惑おかけしました。』というのは『たくさんのことでご迷惑おかけしました。』という意味合いです。
諸々の読み方と漢字
諸々の読み方は『もろもろ』です。『しょしょ』と読むのは間違い。
また『々』は繰り返しの意味です。漢字で『諸諸』と書くのは間違いではありません。
諸々の類語
諸々と似た意味を持つ類語を紹介します。
■様々(さまざま)・・・色んなものがあること。
■多種多様(たしゅたよう)・・・種類がたくさんあって、さまざまな様子
諸々と色々の使い分け
色々は敬語としてはあまり使われません。
ビジネスシーンでは諸々の方が好まれると思います。
ビジネス以外での私の使い分けですが、
■諸々・・・ひっくるめてひとつと考える場合
■色々・・・バラバラでいくつかある場合
というイメージで使い分けています。
(※あくまで私の使い分けです)
諸々の使い方例
最後に諸々の使い方の例を紹介します。
■諸々の説があります
■諸々の事情
■諸々ご説明いたします
諸々はたくさんのという意味ですが、それらが繋がりがある場合『一連(いちれん)の』という言葉もつかえます。
似ている言葉がたくさんあるのは日本語の特徴のひとつです。
微妙なニュアンスの違いを楽しめる人になりたいものですね。
では。