茶化す(ちゃかす)という言葉の意味を分かりやすく説明します。
語源や使い方の例、類語や反対語も紹介します。
茶化す(ちゃかす)の意味
茶化すは
冗談みたいにふるまってごまかす。
相手を冷やかして面白がる。
という意味です。
①話にまじめに取り合わず,冗談にしてしまう。茶にする。
②ごまかす。
(Weblio辞書より引用)
相手を怒らせたり、困らせたり、恥ずかしがらせたりするようなことを、言ったりしたりして面白がる。
(goo辞書より引用)
茶化すの語源
茶化すの語源についてはいくつかの説があるみたいです。
ここでは私が一番推している説を紹介します。
■茶化す=『茶』+ かす説
茶化すを『茶』と『化す』に分ける説です。
『化す』は当て字で、平仮名の『かす』です。
「冷やかす」「ひけらかす」「賑やかす」など、後ろに『かす』をつけて動詞になる言葉はたくさんあります。
茶化すも「茶かす」ではないかという説ですね。
『茶』については語源は定かではないですが、茶という漢字が使われている言葉はたくさんあります。
「茶番」「無茶」「無茶苦茶」「茶々を入れる」「お茶目」など。
どれも「真面目じゃない、調子にのっている」という意味合いの言葉です。
「ちゃ」というおもしろい響きから、そのような意味合いがついたという説があります。
茶化すの語源は他にも「チャルメラ説」「茶にする説」「茶化場説」などがあります。
気になる人は調べてみてください。
茶化すの使い方の具体例
茶化すの具体的な使い方の例を挙げます。
■私が茶化すような態度をとると、彼は真っ赤になった。
■真面目な質問だったので茶化されるのが嫌だった。
茶化すの類語は?
茶化すと似たような意味を持つ類語を紹介します。
■軽口をたたく・・・適当なことを無責任に言うこと
■おちゃらける・・・ふざけたことや冗談めいたことを言うこと
茶化すの反対語は?
茶化すと反対の意味を持つ反対語を紹介します。
■態度を改める・・・態度をきちんとしたものに変えること
■襟(えり)を正す・・・気を引き締めること
以上です。
茶化すことも畏まることも、どちらも必要ですよね。
ギスギスしないためには『茶化し』はかなり役に立ちます。
じょうずに使っていきたいですね。
では、今回はこの辺で。