最近めっきりと寒くなってきましたね。
こたつが恋しい季節になりました。
今回は「温度がどこまで下がるのか、逆に温度はどこまで上がるのか」について書きます。
温度がどこまで下がるのかは知っている方も多いかもしれないですが、逆に上限は知らない方も多いの
ではないでしょうか?
なるべく分かりやすく書いていきますね。
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◆温度はどこまで下がるの?
温度というのは、物質が動く活発さで決まります。
物質が元気よく動いていれば温度は上がり、物質があまり動いてないと温度は下がります。
(ここでの物質というのは目には見えない、「分子」や「原子」と呼ばれるものです)
その理論でいくと、物質が止まってしまえばそれ以上温度は下がらないですね。
そう、宇宙上のすべての物質の運動が止まってしまうと、それ以上温度は下がりません。
『絶対零度』と呼ばれる温度です。
絶対零度は-273.15℃です。
絶対零度はどんな世界でしょうか?
すべての物質が止まっているのであれば、時間という概念も意味を持たないのかもしれませんね。
◆温度はどこまで上がるの?
先ほど、温度は物質の活発さで決まるという話をしました。
じゃあ、温度はどこまで上がるのでしょうか?
「活発さに上限は無いから、温度もどこまででも上がるんじゃないの?」
と僕は思っていました。
高校の授業でもそういう風に教えられた気がします。
しかし、温度の上限も存在します。
宇宙はビックバンで誕生したと言われています。
ビックバン直後は宇宙史上最も物質が活発な状態です。
つまり、ビックバン直後は宇宙史上最も温度が高い状態です。
プランク温度と呼ばれるもので、これ以上の温度で物理的に意味のあるものは知られていません。
その温度は実に1,420,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000℃。
・・・想像もできません。
こういう科学的な話ってロマンを感じませんか?
ではまた。
読んでくれてありがとうございました。
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