アバンチュールは日本での意味と、フランス語での本来の意味が違います。
和製英語ならぬ、和制フランス語?とでも言うのでしょうか。
日本とフランス語のそれぞれの意味を説明します。
アバンチュールの意味(日本)
グーグルで検索すると、次のように出てきます。
恋の冒険。火遊び。
そう。日本では「危険な恋」や「遊びの恋」という意味で使われますね。
・・・まあ日本人でアバンチュールなんて言ってる人は多くは無いかもですが。
よく使われる例として「ひと夏のアバンチュール」「旅先でのアバンチュール」などがあります。
アバンチュールの意味(フランス語)
グーグル翻訳でアバンチュール(aventure)を日本語に翻訳すると、
冒険
としか出てきません。「恋の」的なものは本来の意味には無いみたいです。
ちなみに英語のアドベンチャー(adventure)はフランス語のアバンチュールが語源だそうです。
ひと夏のアドベンチャー
ここまでの話の流れからするとですよ?アバンチュール=アドベンチャーな訳ですよ、本来は。
つまり『ひと夏のアヴァンチュール』は『ひと夏のアドベンチャー』なんです。
旅行先でいきなり
『どうだい?僕とひと夏のアドベンチャーしないかい?』
なんて言われたら
( ゚д゚)?
ってなりますよね。
というか、もはやただのワンパク少年です。
「冒険」が「危険な恋」になった理由
本来は『冒険』という意味のアバンチュール。なぜ『危険な恋』という意味で使われるようになったのでしょうか。
はっきりした答えは分かりませんが、フランスの色っぽい雰囲気と混ざったんだと思います。
『冒険』+『フランス人の色っぽい雰囲気』=『危険な恋』
だと僕は勝手に想像してます。
いつの間にか定着したのが、雑誌かなんかが仕掛けたのかまでは分からないですけど。
以上、【アバンチュールって本来は「冒険」って意味だからな!】でした。
じきに夏が来ます。羽目をはずさずに楽しんでくださいね。
では!