物流倉庫でのピッキング作業。
その効率化は、倉庫業務を見直す上でとても大切です。
今回は物流倉庫ピッキング作業のコツを紹介します。
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本題に入る前に一つだけ。
「知っている」と「やっている」は別です。
色々なところで紹介されていることは、それだけ「大事」なことです。
「知っている情報」をスルーして「知らない情報」ばかりを追いかけていませんか?
今回の記事を見て「ああ、知っているな」と思った方。
ぜひ「やっているか?」を考えて見て下さい。
ではでは、本題へいきます。
物流倉庫、薄暗くないですか?
電灯が切れたままになっていたり、夕方になっても電気をつけていなかったりしませんか?
暗い場所でピッキング作業をすると、時間がかかるしミスも増えます。
作業する人のやる気にも影響が出ます。
暗いことのデメリットはとても大きいです。
懐中電灯を使って作業している場合はペッドライトを使い両手を自由にした方が効率が上がります。
作業者の方が電気代のために電気を全部つけずにピッキング作業をしている場合もあります。
管理者の方は電気代と効率を天秤にかけて、ルールを決めましょう。
ピッキング作業に必要な文字・数字は大きいほど作業しやすくなります。
通路番号、棚番、階数、品群、商品名、JAN、SKU、集荷場所など会社ごとに必要な文字・数字は変わってくると思います。
文字や数字は思い切って大きいほうがいいです。
ある程度遠くから見えた方が、効率が上がります。
JANコードの下4桁を見てピッキング作業をしているならば、その4桁を拡大して別表示すると確認が早いです。
段ボールなどの六面体では、六面すべてに必要な文字・数字が表記されているのが理想です。
商品を重ねたり並べたりした時に、必要な情報が見えなくなっては、効率が悪くなります。
段ボールの表記は、発注している人は気づきにくいです。
会社の利益のためにも、作業していて気づいた点は上司や相談役に積極的に言いましょう。
僕も実際に物流倉庫でピッキング作業の経験があります。
ミスを恐れ、それまでの二重チェック体制から三重チェックに変更してはどうかと上司に相談したことがありました。
そこで上司に「100%は無い」と言われました。
もちろん100%の精度のつもりで仕事はします。
しかし人間のやることなので、ミスは必ず発生します。
二重チェックで99.9%の精度なら三重チェックで99.99%になるでしょう。
しかし効率はガクンと落ちます。
100%なんて何をどうやってもムリです。
人間が携わる作業に完璧なんてあり得ません。
ミス防止と効率のバランスをとるのが大事です。
もちろんミスが多すぎるのは論外です。
リーダーはミスは発生するものだと考えて、ミスが起こった時の対処法を考えておきましょう。
以上、物流倉庫ピッキング作業の3つのコツでした。
基本といえば基本ですが、今一度見直すきっかけになっていただければ幸いです。
ではでは、今回はこの辺で。
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