茫洋(ぼうよう)の意味を分かりやすく説明します。
使い方や類語、反対語なども併せて紹介します。
茫洋(ぼうよう)の意味
茫洋とは限りなく広い。広すぎて見当もつけられない。という意味です。
広々として限りのないさま。広くて見当のつかないさま。「―たる海原」「―とした人物」
(goo辞書より引用)
茫洋たる人の意味
茫洋たる人というのは掴みどころのない人という意味です。
茫洋の『見当もつけられない』というところからだと思います。
茫洋と芒洋は同じ意味!
ぼうようは『茫洋』と『芒洋』の2パターンの漢字があります。
この2つの意味はまったく同じです。
『茫』はあまり使わない漢字なので、『芒』でもOKとしているだけです。
渡『邊』さんっていう名前の人が渡『辺』って書くことがありますよね。
あれと同じです。
茫洋の具体的な使い方は
茫洋の具体的な使い方を紹介します。
■茫洋たる大海
■彼女は茫洋としていて何を考えているのか謎である
■全体の雰囲気は茫洋としているが、目には強い意志を感じた
■いい意味で茫洋としている彼は、いつも場の空気をとりもっている
茫洋の類語
茫洋と似ている意味を持っている類語を紹介します。
■広大(こうだい)・・・広く大きいこと
茫洋の反対語
茫洋と逆の意味を持っている反対語を紹介します。
■狭隘(きょうあい)・・・狭いこと
■猫の額(ねこのひたい)・・・狭いこと
■露骨(ろこつ)・・・なにを考えているかはっきりわかること
■赤裸々(せきらら)・・・包み隠しのないこと
以上です。
色々調べていくなかで『茫洋タル病』っていう曲(インスト)があるのを知りました。
茫洋なる病・・・意味深ですね。
では。