今日は仕事で急がしい人に読んで欲しい話を書きます。
ちょっと前にラジオで聴いた話です。
短い話なので、お付き合い頂ければ幸いです。
仕事はもちろん大切ですが、忙しく働くということの意味を考えさせられるお話です。
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これはイタリアに料理の修行にいった、とある日本人のお話。
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本場のイタリア料理を学ぶ為、イタリアに料理修行にやってきた日本人。
しかし、日本人はイタリア人の適当さに呆れてしまいます。
ほとんどのことは気分次第。
お昼に2時間も休憩をとり、家族と食事をする。
仕事が残っていても、残業をせず帰ってしまう。
日本人の目から見ると、仕事に対して不真面目に見えるのです。
ですが、料理は抜群に美味しい。
ある日、日本人はイタリアの友人に言いました。
「イタリア人は楽観的だね。
仕事を真面目に考えずに、自分や家族のことばかりだ」
それを聞いたイタリアの友人はこう言い返したのです。
「いや、日本人の方が楽観的だね。
イタリア人はとても悲観的だよ」
日本人には意味が分かりません。
すると、イタリア人はこう続けました。
「日本人はお金持ちになれば幸せになれると思っている。
とても楽観的だ。
だから、子どもは塾に行く。
お父さんは仕事で夜遅くに帰ってくる。
お母さんは一人家で待っている。
家族が揃う時間なんてほとんど無い。」
更にイタリア人は続けます。
「でも僕らイタリア人は一生懸命働いても、将来なんて分からないと思っている。
将来、幸せになれないかもしれないと思っている。
とても悲観的だ。
悲観的だからこそ今日、家族とご飯を食べることを優先するんだ」
日本人はとてもショックを受けました。
イタリア人の料理がおいしい理由が分かった気がしました。
その後、日本人は日本に戻り、レストランを開きました。
日本人はそのレストランで時々、悲観的なイタリア人と楽観的な日本人の話をしているとか、していないとか。
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短い話ですが、どうでした?
仕事で忙しいあなた!
ちょっとくらい(イタリア人的な意味で)悲観的になってみてはいかがしょうか?
では、今日はこの辺で。
おやすみなさい。
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