
生け花は、「畳の部屋で着物を着て正座で生ける」っていう固いイメージがありますね。
 式典や特別な場所では求められるかもしれませんが、もっと自由に生けてみていいんです。
最近はテレビでも芸能人が生け花にチャレンジしてたりしますよね。
 誰でも生け花を気軽に始められるように、基本・道具・コツなどをまとめてみました!
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 ・花
 ・水
 ・花器
 最近ではマグカップやグラス等を花器にして手軽に楽しむ人もいます。
 ・はさみ
 切るときに茎が潰れてしまわないように切れ味がいいものを選ぶようにしましょう。固い茎もきれいに切れる「花はさみ」がオススメです。
 ・花留め
 剣山や吸水スポンジなどの花が動かないように留めておく道具のことです。剣山等にこだわらず、ビー玉を詰めて花留めにするアイデアもあります。
基本的に下記の3役の組み合わせで構成されます。
 ・主役 → 自分が一番心惹かれるもの
 ・脇役 → 主役を引き立ててくれるもの
 ・緑のもの → 葉物などの緑の植物
 ・左右非対称に生ける
 生け花はアシンメトリーに生けるのがメジャーです。自然の美しさを表現します。
 ・空間の余白を残す
 生け花=引き算の美。と言われています。余白をあえて残して花が映えるようにしましょう。
 ・上に向かって広がるような形に生ける
 円柱のようなシルエットより、根元を締めて上が広がるように生けることで、伸びやかに美しく生けることができます。
 ・花の美しく見える部分を見せる
 生ける花を一つ一つ360度の角度から見てみましょう。花が一番美しく見える部分が見つかるので、その部分を活かします。
昔は縁起の悪いと言われる下記の花は使われませんでした。
 ・サルスベリ ・ヒガンバナ  ・ツバキ 等
最近はデザイン性が優先されていますので、日常用に生ける花には気にする必要はありません。
・水をこまめに変える
 ・直射日光の当たらない涼しい場所に置く
 ・冷暖房が直接当たらない場所に置く
 ・花の切り口を少し切って、常に新鮮な状態を保つ
 ・水を清潔に保てるよう、水の濁りやぬめり等を抑える専用薬剤を入れる
 
以上、『生け花を気軽に!基本・道具・コツをざっくりと紹介』でした。
最近は床の間のない家も多くなりました。
 生け花も堅苦しいイメージから解放されて自由に楽しみましょう。
ちょっとしたグラスを花器の代わりになんて、手軽で素敵!
 ぜひ試してみてください。
ではでは、今回はこの辺で。
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